文教大学の白石教授のつながりで顔をださせてもらえました。
12月23日、茗荷谷にて
『人工知能・ロボットとの競争、共生時代に向けた数学教育研究の方向性』
というテーマでした。
なにやら難しそう。。。
、
来られてる方々の、前提となる知識のレベルが違いすぎてちょっとついていけなかったです。
まだまだ勉強することはたくさんあると、むしろ安心しました。
簡単に要約すると、
人工知能の発展とかで、社会が移り変わっていくけども、未来には数学はどう教えればいいの?
って話でした。明確な答えはでず、むしろ今日は議論をする会でした。
それで、私の私見をここに記録させてもらいます。
今教えている数学が、何の役に立つのか、なぜ学んでいるのかすらもはっきりこたえられません。
だから、未来の数学教育も想像することもできません。
なんと本末転倒な意見だよ、と書いていて思いますが、本音でもあります。
数学を学ぶことは大変です。なにが大変かというと、数学の本は1ページめくるのも1,2時間ではすまされない。
これは、高校数学の教科書も同じです。(生徒にとっては)
今の数学教育が、私の頭のなかでは整理しきれていない。しかも、その状態で現在進行形で数学教師をしているのです。
なんとなさけないことか。。。。
と、思いながら学会を聞いていましたが、正直、学会に参加されていた先生方も
「なぜ数学を学ぶのか、なぜ今学んでいるのか」うまく説明できていない、ように感じました。
(誤解なきよう、あくまで私の私見です)
少なくとも、「なぜ数学を学ぶのか」という問に、私にとって納得できる説明をしていた方はいなかった。
これは、むしろ、「学ぶ意義は自分でみつけろ!!」
ということなのかもしれません。
高校生に対しても同じで、だれに対しても同じかもしれません。
あるいは、「学んでいるなかで、意義を見つけろ!!」ということなのかもしれません。
ともあれ、今回参加できてよかったです。
外の世界でどんな議論が行われているのか、どんな人がいるのか。
世界が広いことを実感させてくれた、よい時間でした。